

【タークのIO-Linkデバイス】
IO-Linkマスタ、近接センサ、静電容量センサ、超音波センサ、圧力センサ、エンコーダ、リニアポジションセンサ、温度センサ、LED照明、非接触式伝送カプラ、各種コネクタおよびケーブルなど。
【IO-Linkの概要】
IO-Linkはそれに対応したセンサ、アクチュエータなどの末端機器とIO-Linkマスタとの間で通信を行うシリアル通信プロトコルです。
センサ、アクチュエータなどの末端機器がIO-Linkデバイスとなり、リモートI/OなどがIO-Linkマスタとなります。このIO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間で1対1のシリアル通信を行います。
IO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間の接続ケーブルには汎用センサ・アクチュエータ用の非シールドの3芯ケーブルが使用可能です。
入出力信号(I/Oプロセスデータ)だけでなく、機器の識別情報や診断情報の取得、機器のパラメータ設定などを行うことが可能です。
センサやアクチュエイターなどのIO-Link対応機器の各種設定や情報の取得はPLCから直接制御することができます。さらに、エンジニアリングツールで行い、タークはさらにFDTフレーム(PACTware等)でマルチプロトコル、マルチベンダーで一括して設定することも可能です。
国際規IE61131-9で規定されたオープンな規格です。
生産設備において、主に以下の目的を達成する手段として使用されます。
【生産性の向上】
a) センサ等の複数の入出力信号タイプをIO-Linkに集約することにより、センサやI/Oの製品選定や設計を効率化。
b) IO-Link通信により、PLCからセンサ・アクチュエイタの機器設定の制御が可能となり、これら設定にかかる時間を削減
c) ネットワークを利用しリモートでデバイスの管理・設定が可能。
【コスト削減】
a) IO-Linkに集約することで在庫を削減可能です。
b) FDTフレーム等の利用により、PC上での機器設定が可能となり、エンジニアリング時間や作業マニュアル作成時間の削減が可能。
c) PLCからの直接にIO-Linkデバイスの機器状態の確認や各種設定が可能となり、センサ等の設定工数や表示が必要な機器の削減が可能。
【メンテナンス性の向上】
a) IO-Linkの持つデータストレージ機能などを活用することにより交換機器のパラメータの自動設定化でダウンタイムの削減が可能。
b) IO-Linkデバイスの機器診断機能やアラーム機能によりダウンタイムの削減が可能。

IO-Link通信 IO-Link対応 製品ダイジェストカタログ

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