

【振動・温度センサ『QM30VT2』の仕様】
通信プロトコル:RS-485/ModbuRTU
保護構:IP67またはIP69K
ハウジング材質:アルミニウムまたはステンレス
周囲温度範:-40~+105℃
・速度実効値
振動のエネルギーをよく表し、装置のアンバランス、取り付け不良などによる
ガタ、ミスアライメント、オイルウィップの診断等に有効。
ISO振動評価基準により、誰にでも状態の優/良/可/不可の判定が可能
・温度
周囲温度や設置設備から伝達したセンサの内部温度
・ピーク加速度、ピーク速度
計測時間内に動作と停止を繰り返す設備の診断等に有効
・加速度実効値
1~4kHzの中高周波数帯のフィルタ処理機能を保有。
ベアリングの劣化、ポンプのキャビテーション、衝撃の診断等に有効
・尖度
分布の鋭さを表す値。ベアリング傷の進行度合いの診断等に有効
・波高率
波形のピーク値を実効値で割った値。初期段階のベアリング傷の診断等に有効
このソリューションによって、タークは設備に関して主に以下の提案が可能です。
1)モータ、ポンプ、コンプレッサー、ファン、送風機、減速機などの振動と温度データの遠隔からの状態監視、およびデータロギング。
2)上記の設備・機械の振動の速度実効値を用いた遠隔からの診断。
(相対値診断、絶対値診断および相互診断)
3)上記の設備・機械に対しての振動波形を分析した遠隔からの精密診断。
4)振動・温度センサは、このセンサとは別に提案可能な電流測定センサと組み合わせて使用することでモータやコンプレッサなどの電動機の振動、温度、電流を測定し、包括的に状態監視することができます。
5)上記の状態監視システムの導入を極めて短導入期間、かつ低コストで実現することができます。背景としては既存のシステムに接続せずに、PUSHLOGの携帯回線を使用してセンサとPUSHLOGのみのシステム構成で状態監視を実現できることがあります。
6)弊社が別に提案している無線機器DX80シリーズを使用することで、センサ間配線、およびゲートウェイであるPUSHLOGとセンサ間配線の無線化を実現することも可能です。

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