標準I/Oを一括集約。コンベヤやバッテリー組立ラインを低コストに IO-Link化。

標準アプリケーション向けIO-Linkハブ TBIL-EMN-16DXP

TBIL-EMN-16DXPは、現場に点在するデジタル入出力信号をIO-Link マスタへ集約するコンパクトI/Oハブです。16点のデジタルI/Oを1ポートのIO-Linkポートに集約できるため、配線点数やケーブルコストを抑えたシンプルな設備構成を実現します。中程度の電流容量や耐環境性が求められるアプリケーションに最適で、コンベヤやバッテリー組立ラインや量産組立ラインなどの標準的な自動化設備を低コストにIO-Link化します。

搬送ラインや組立ラインではそこまで高い電流容量や極端な耐環境性は必要ないがIO-Linkで信号をまとめたいというケースが増えています。
TBIL-EMN-16DXPはこうしたベーシックな要求仕様に最適化されたIO-Linkハブです。16点のデジタルI/Oを1ポートのIO-Linkポートへ集約し装置全体の配線と接続点数を大きく削減します。
本体はIP67 保護構造の樹脂ハウジングと IO-Link V1.1 Class A に対応し、-25~+60 ℃の周囲温度で使用可能なため、制御盤外のコンベヤラインや機械装置の近くにそのまま設置できます。EN規格に基づく衝撃・振動試験をクリアしており、現場の一般的な機械振動にも安心して適用できます。短絡や電源電圧を監視するIO-Link診断と各ポートのステータスLEDにより異常の発生箇所をすばやく特定でき、予防保全やダウンタイム削減に役立ちます。さらに機器識別や設置位置情報などを持つデータセットにより装置立ち上げ時や交換作業時のモジュール管理を効率化できます。

基本情報

・IO-LinkV1.1ClassA対応、16点のデジタル信号を1ポートに集約
・ユニバーサルI/Oで各ポートを入力または出力に設定可能
・チャネル最大350mAでモジュール合計3.8A、標準的な負荷を直接駆動
・IP67樹脂ハウジングで-25℃~+60℃対応、制御盤外の設置に最適
・耐衝撃・耐振動ハウジングで物流設備などの一般的な機械振動環境に対応
・短絡と電源電圧を監視する診断機能で異常箇所を素早く特定

用途

・物流センターのローラーコンベヤや仕分けコンベヤのI/O集約
・バッテリー組立ラインの検査ステーションのI/O集約
・量産組立ラインの標準的なデジタルI/OのIO-Link化
・既設設備を大掛かりな配線変更なしでIO-Link対応にする改造
・制御盤外にセンサが集中する現場での分散I/O

標準アプリケーション向けIO-Linkハブ TBIL-EMN-16DXPカタログ

TBIL-EMN-16DXPデータシート(英文)

TBIL-EMN-16DXPマニュアル(英文)

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